2010年07月28日

先生が描いてくれた道




実家に久しぶりに帰ったら、看護学生の時の
卒業アルバムを見つけました。

懐かしいなぁ・・・と思い、
仲の良かったお友達を見た後で、

当時、お世話になった先生を眺めました。



この先生怖かったなぁ・・とか、
この先生の授業は分かりやすかったなぁ・・とか、
この先生の臨床実習はきつかったなぁ・・とか。


その先生の癖まで、思い出されるようでした。


基本的に、義務教育や高等教育とは異なり、
専門教育なので、先生はあまり余計なことは云いませんでした。


「勉強が足りないわよ」とか、
「予習してきなさいよ」とか、

そんなことは、云わずに、


「来週から、病棟実習だから、
 患者さんにご迷惑のかからないよう万全の準備をするように」

そんな程度です。


今考えると、専門職としてプロフェッショナルな資格をとるため
学習しているんだから、人から言われなくて学習するのが当たり前。


そんな、暗黙のプレッシャーが漂っていたような気がします。

現に、学習上で分からない事があり聞きに行くと、
キャリアのすごい先生ほど、答えや考え方を簡単に教えてくれませんでした。


全く学生にこびることはなく、
一緒に図書館に移動し、

さっと、

“これと、これと、この本読んでみれば”

と、云うだけでした。


でも、云われた通りに指定の本を読んでみると、
自分が知りたい答えが見つかることが多かったのを覚えています。

次からは先生に聞きに行く前に、
図書館で自分で調べる癖がつくようになりました。


そんなクールな先生の事ほど、強く憧れたものです。


そんな、私が強く影響を受けた先生が
よく云っていました。


「上へ、上へ、学びを続けなさい」


学生の頃は、


目の前の単位を取ることで
精一杯で、なんとも思いませんでした。

しかし、

卒業後、数年間の臨床経験を経た後、
その先生の言葉が布石だったかのように、
看護教育の道に進む事を選びました。


当時は、それほど、自分自身に大きな影響を
与えているとは思ってはいませんでしたが、


今振り返ると、先生が描いてくれた道を
わたしは、まんまとなぞったような気がしています。




その時は気づかなくても、
あとで、その人の残した道しるべに
感謝することがあります。


わたしも、誰かの道しるべを立てることが出来たか?

振り返ってみたりした、夏の日でした。






posted by yoko.goto at 00:00| 神奈川 ☀| 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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